いつもお世話になっております、ルル区長です。
土木職の公務員として働いている皆さんの中には、技術職として一級土木施工管理技士の資格取得を考えている方もいるのではないでしょうか?

中でも土木施工管理技士は代表的な資格ですよね!
しかし、民間企業とは異なり、公務員は資格を取得しても昇給することはありません。
そんな中でお金と時間をかけて資格取得を目指す意味はあるのでしょうか?
今回はそんな疑問を実際に一級土木施工管理技士を取得した土木職公務員の僕が解説していきます!

僕は大学卒業後、受験資格を満たしてすぐに受験して資格取得をしました!
一級土木施工管理技士は土木工事の現場監督になれる資格です

まずは一級土木施工管理技士の概要について解説していきたいと思います。
簡単に説明すると、一級土木施工管理技士は土木工事の現場監督になれる資格です。
もう少し具体的に言うと「土木工事における現場で専任の主任技術者や監理技術者として仕事を行うことができるようになる資格」です。

請負代金額4,500万円以上の工事を施工する上で一級土木施工管理技士の資格が必要になってきます!
他にも、土木工事を行う建設業の会社を立ち上げ、建設業の許可を取得する際にも一級または二級の土木施工管理技士の資格が必要になってきます。

まさに土木工事を行う上では必須の資格といえますね!
公務員としての業務上の「実用性」はほとんどありません!
ここまで、一級土木施工管理技士の資格の概要について説明してきました。

実用性で言うと、この資格って僕たち公務員に必要ないと思いませんか?
実はそのとおりなんです!
一級土木施工管理技士の資格は発注者である僕たち公務員が所有していても実務を行う上で全く問題ありません笑
僕たち土木公務員の仕事は工事を発注する部署であれば、「測量・設計業務」、「契約事務」、「発注者側の監督業務」、「検査・支払業務」と幅が広いです。
受注者側の現場代理人や主任技術者は土木施工管理技士の資格を持っている人がほとんどです。
なので僕たち土木公務員は施工管理技士の資格を持っていなくても仕事を行う上では何ら問題ないという訳です。
土木職公務員が一級土木施工管理技士を取得するメリットはかなり多い

しかしながら、僕は土木職の公務員が一級土木施工管理技士を取得することには多くのメリットがあると考えています。

実際、資格を取得してからは業務において良い意味で「変化」がありました!
特に工事発注を行う部署に配属となった若手の土木公務員の方にこそ、早いうちに資格取得をしてほしいと思っています。
ここからはそんな土木公務員が一級土木施工管理技士を取得することのメリットについて解説していきます!
メリット①:土木工事における基礎知識が身に付きます!
まず最初のメリットは「土木工事の基礎知識」が身につく点です。
僕は市役所へ入庁して最初の部署は工事の発注を行うことが主な業務の部署でしたが、大学を卒業したばかりで現場のことなどもちろん何も知らないのでまぁ業者との打ち合わせに苦労しました笑

時にはこっぴどく叱られた時もありましたね~笑
そんな経験もあり一級土木施工管理技士の試験勉強を始めたのですが、その内容は僕が実際に業者とのやり取りで苦戦したことを補填してくれるようなものでした。
例を挙げると、以下のようなことが挙げられます。
- 舗装工事を行う際のアスファルトの敷き均し温度は何度が適切か?
- 鉄筋コンクリートの鉄筋を重ね合わせる際の長さはいくらか?
- 構造物の埋戻し材はどのような材料を用いるのがよいか?
- 軟弱地盤対策としてどの手法を用いるのが適切か?

ほかにも色々ありますが僕が実際に役に立った事例を挙げてみました!
また、専門科目として「河川」や「トンネル」、「上下水道」、「舗装」など様々な分野の知識を身に着けることができます。
多くの異動を経験し様々な仕事を行う土木公務員として、こうした知識を身に着けておいて損はないと思います!
メリット②:土木業者とのコミュニケーションが行いやすい!

2つ目のメリットは先ほどの基礎知識による恩恵でもありますが、「業者とのコミュニケーションがとりやすくなる」ことです!

これは結構大きな変化だったと感じています!
基礎的な知識を身に着けていることはもちろん、資格を取ったことで自身もついて堂々と業者と打ち合わせができるようになります!
今までは何となくの経験で話していた事項も根拠に基づいて話ができるようになり、スムーズに工事進めることができます。
また、若いうちから一級土木施工管理技士の資格を取得していると施工業者も一目置いてくれることがあります。

実際は土木の仕事をしている人なら持っていて当たり前の資格なんですけどね笑
それでも公務員の立場で一級土木施工管理技士を取得している人は多くなく、現場の知識を身に着けようとした姿勢を評価してもらえているのかもしれません笑
メリット③:「工程」・「安全」・「品質」管理の本質が理解できる!
3つ目のメリットは「工程管理」・「安全管理」・「品質管理」の本質が理解できる点です。
普段は僕たち発注者の目には見えないところで、業者が工事を進めていくのにどのような現場管理を行っているのか分かるようになります!

公務員の監督業務では提出された書類をさらっとチェックしている方も多いと思いますがその本質の部分が見えるようになります!
必要な書類が提出されていればOKという感じの仕事ではなく、「なぜその書類が必要なのか?」や「どのような管理を行うべきか」を理解することができます!

土木工事において、特に「工程」・「安全」・「品質」の管理項目は重要です!
まとめ
ここまで、土木職公務員が一級土木施工管理技士の資格取得をするべきかということについて解説してきました!
まとめると、
- 一級土木施工管理技士は工事の現場監督になれる資格で実務上は土木公務員には必要ない
- 自己啓発として土木公務員が一級土木施工管理技士を取得するメリットは多い
- 若手の公務員ほど早いうちにに受験するべき
こんなところでしょうか!
この記事がスキルアップを考えている土木公務員の方々の参考になれば嬉しいです。
これからも土木公務員に関する情報を発信していきます!
それでは、失礼いたします。
