いつもお世話になっております、ルル区長です。
土木職の公務員に興味を持っている方の中には、「仕事が大変そう」とか「ブラックな部署が多い」といったイメージを持たれている方も多いと思います。

まず「土木」の時点でブラック感が漂ってますよね…笑
実際僕の周りでも、新卒や転職で入庁してきた方で、
「思ってた公務員の仕事と全く違った…」
と言っていた方も少なくありません笑
実際、仕事が嫌になって「退職」していった方もいます…

ブラックな部分だけではなくて、楽しい部分もあるんですけどね笑
今回は土木職の政令市公務員である僕が、その実態について本音で解説していきたいと思います!
【結論】土木職公務員の仕事は人によっては「ブラック」です!

早速結論から行きましょう。
土木職公務員の仕事は人によってはなかなかに「ブラック」です!
実際働いていく中で、ブラックなところは結構あります笑
行政職の公務員の中でも、「かなり人を選ぶ職種」だと感じています。

一応補足しておくと、向いている人にとっては良い職場になり得ます!笑
では実際にどういったところがブラックなのか一つずつ解説していきます!
ブラックポイント①:理不尽なクレーム
最初のブラックポイントは、工事を発注するような「現場関係の部署」に配属になったときに「理不尽なクレーム」が多いところです。

僕も最初は出先で道路の維持管理を行っていましたが、結構大変でした笑
毎日様々なことで市民の方から電話がかかってきたり、直接窓口へ来られたりします。
以下のようなクレームがよくある内容になります。
- 工事の音がうるさい、何とかしろ!(本人は夜勤のため騒音で昼間寝れない)
- 工事で迷惑をかけてるのだから、自分の土地を改良しろ!orお金を払え!
- 役所のことは信用ならないから自分の家の近くでは工事をさせない!
- 新しい道路ができたせいで交通量が増えて迷惑!(近隣住民として)
- 業者の態度が悪い!受注業者を変更しないと工事を続けさせない!

上記は一例にすぎませんが、僕も実際に受けたことのある内容のクレームです…笑
市民のために、道路の維持管理をしたり道路を作ったりしているのにこんなことばかり言われていたら嫌になっちゃいますよね笑
税金を用いて工事を行っていますから当然個人の利益になるようなことはできませんし、理解が得られなければ実際に出向いて直接話をしたりもしなければなりません。

ただ、こういったクレームで経験を積めば、相手を怒らせない会話術を身に着けることができます!
ブラックポイント②:怖い業者との仕事

次なるブラックポイントは「怖い業者との仕事」です。
こちらも現場関係の部署でのブラックポイントですね笑
最近は対応が丁寧な業者も多いですが、中には怖い業者も存在します。

建設業の業者ですからね、なんとなくイメージありますよね…笑
工事を受注する業者とはお金も絡みますので、交渉がこじれたりこちらの対応が悪いとこっぴどく怒られることがあります。

僕も入庁したての頃は現場のことが何もわからず、よく怒られたりしてました笑
こちらの対応が悪くて怒られるのはまあ仕方ないですが、質の悪い業者だと難癖付けて受注金額の増額を要求してきたりすることも稀にあります。
こういったところも経験により段々と上手な対応方法が身についてきますが、設計内容や施工方法など技術的な知識が必要になってくるので最初は苦労します…

若手の職員は結構このパターンで嫌になる傾向がある気がしますね…
ただ、補足しておきますがあくまで質の悪い業者はごく少数で基本的には優良な業者が多いです!
困ったらすぐ上司に相談しましょう!
ブラックポイント③:理不尽な議員対応
3つ目のブラックポイントは「理不尽な議員対応」です。

これは土木職に限った話ではないかもしれません笑
行政の仕事を行っていく上で議員との関わりは絶対に離せません。
議員という存在は市民の声を行政に届けたり、政策等を審議したりと正しい政治が行われるように活動しています。
そんな必要なはずの議員がたまに理不尽な案件を持ってきたりします。
この背景にはおそらく、特定の市民への議員の融通的なものがあるのだと思います…

一番のブラックポイントは担当が断るとすぐに課長にまで話が行きがちな点です…
土木職における具体例を挙げると以下のような事例があります。
- 利用者の少ない道路を何とかして整備してほしい。
- 特定の工事を優先的に発注できないか。
- 特定の案件の申請書類の許可を早く下せないか。
- 地元に断った案件(ほぼ必要性なし)を再度前向きに検討できないか
地元に対して良い顔ばかりの議員は度が過ぎると上記のような理不尽な要求を行政に対して行ってくる場合があります。
基本的に僕たちもできない・やる必要のない事案についてはもちろん断ります。
しかし、議員が持ってくる案件は考え方によっては対応可能なグレー案件も多く上司の判断で覆ることもあります。

また、課長でも断られたら次は部長、局長にまで話が行く場合などもあります。
こうした議員対応は自分より立場が上の人を巻き込んでの対応になるので精神的に疲弊しがちです。
実際僕も昔、局長まで話が行って話が覆った案件があり、その時は本当に大変でした…
担当レベルで対応する前に、必ず上司と話を整理してから回答するようにするのが吉です!
ブラックポイント④:配属される部署の残業が多め

4つ目のブラックポイントは「配属される部署の残業が多め」な点です!

土木職公務員の配属先は残業が多い部署ばかりです…
最近は働き方改革で改善傾向にありますが、まだまだ残業が多いように感じられます。
僕も今のところ経験した部署はそこそこ残業がありました笑

土木職の公務員は災害対応もあるのでそれも残業が多くなる一因となっています!
残業が多い部署を以下にまとめてみました。
- 大規模な工事を発注する部署(特に年度末が忙しい)
- 工事の予算を管理する部署
- 政策・計画を扱う部署

土木職で配属される部署の多くがいずれかに該当すると思います笑
ただ、すべての部署が忙しい訳ではなく人口の少ないエリアの出先や上下水道局の「維持管理系」の部署は比較的残業が少ないイメージです!
あと、若いうちは残業代がいっぱい稼げるので考え方によっては良いかもしれませんね!笑
まとめ
ここまで、土木職公務員のブラックな側面を紹介してきました。
まとめると、
- 工事関係の仕事では住民からの理不尽なクレームが結構ある
- 最近は少ないが怖い業者との仕事が大変
- 理不尽な議員対応では後々話が覆りがちで対応がつらい
- 配属先は残業の多い部署が多い
こんなところでしょうか!
この記事が土木職公務員に興味のある方の参考になったら幸いです。
これからも土木職公務員の業務内容に関する様々な情報を発信していきます!
それでは、失礼いたします。
