【土木公務員・地方上級】筆記試験の対策はいつから始める?政令市公務員が解説します!

公務員試験

いつもお世話になっております、ルル区長です。

これから公務員試験を受験しようと考えている学生の方の中には「いつから試験勉強を始めたら良いの?」と悩んでいる方もいるのではないでしょうか?

この記事では土木区分での公務員試験合格を目指す方々へ試験合格までの道のりをお話ししたいと思います。

ルル区長
ルル区長

ちなみに試験は地方上級(政令市・県庁)を想定しています!

地方上級(政令市)と国家総合職試験にW合格できた僕の実体験を踏まえておりますので是非とも参考にしてみてください!

試験勉強を始める時期

まずは試験勉強を始める時期について。

受験される皆さんは理系の大学生が多いと思いますので大学の期末試験や研究室配属などの時期と被りがちで試験勉強を始めるタイミングがつかみにくいと思います。

ルル区長
ルル区長

僕が試験勉強を経験したうえで感じたことをお話ししていきます。

余裕を持つなら1月,遅くとも3月までには始めるべき!

まず前提として地方上級試験は基本的に6月の第3週や第4週の日曜日に行われることが多いです。

余裕をもってしっかり準備して試験に挑みたい人は1月頃から勉強を始めるのがオススメです。ただ2月まで学校があると思うので1月は少しずつ慣らしていくイメージで大丈夫です!

春休みに入ってからがっつり始めるのが個人的にはベストだと思います。

ルル区長
ルル区長

僕は2月の春休みに入った瞬間から勉強を始めました!

大学生最後の春休みを楽しみたい人も3月中には勉強を始めましょう笑

最初は意外と難しい試験勉強

勉強を始めてみて最初に感じることがあります。

意外と問題が難しい…」、「科目数多くない?

ルル区長
ルル区長

僕も最初そうでした笑

どの試験にも言えることですが最初はとっつきにくいんですよね~

反復していくうちに解けるようになっていくんですけど、最初は本当にペンが進みません。何時間もかけて数問しか解けないこともあると思います。

公務員試験を受ける人は時期的に民間への就職や大学院進学を諦める形になりがちなので最初の不安は少し大きいかもしれません…

そういうこともあって1月,2月あたりから少しずつ始めるのをお勧めしています!

勉強する科目の順番

1次の筆記試験には大きく教養試験専門試験の2つがあります。

教養試験は高校で習った教科や数的推理、判断推理、時事問題など幅広い分野から出題されます。

また専門試験も土木の分野とはいえ結構多くの分野から出題されます。おまけに数学と物理もあります。

このような広い分野の中で得点が取れるような勉強法についてお話していきます。

まずは専門試験から勉強していきましょう!

ルル区長
ルル区長

公務員試験のオススメ参考書・問題集については以下の記事で紹介していますので良ければご覧ください!

まずは三力(構造力学・土質力学・水理学)から!

まずは土木分野で最も重要な三力(さんりき)から勉強していきましょう。

三力とは構造力学・土質力学・水理学の三分野です。

ルル区長
ルル区長

ちなみに、僕は全部苦手でした笑

この三力は必ず出題される分野で各3、4問ほど出題されます。何としても取りたいところです…

僕はここの勉強が慣れるまでとっても辛かったです笑

難しい問題はとことん難しいですからね~

三力が安定してきたら次は数学・物理を対策

専門試験で意外と重要なのが数学と物理です。公式とか忘れてて意外と焦ります。

この数学と物理ですが専門試験問題の4割程度を占めています。意外と多いですよね笑

三力も計算主体なのでその流れに乗って対策を始めていくのがいいと思います!

最後に選択科目を

三力と数学・物理が落ち着いてきたら選択科目に取り掛かりましょう。

専門科目とは「材料工学」「測量学」「水道工学」「河川港湾工学」「都市計画」…etcといったとても広い範囲の科目です。

正直地方上級試験でどの分野が出るかわかりません。出たとしても1,2問です。その分重要度は低めで、暗記も多いので後半余裕ができてから対策をしていきましょう。

教養試験について

教養試験は出題範囲が多岐にわたるので全ての対策は現実的ではありません。

対策しておきたいのは「数的推理」「判断推理」「時事問題」です。

教養区分は時間との勝負になってきます。数的推理と判断推理は問題に触れて解法をある程度知っておかないとかなり時間がとられてしまいます。

さらにいうとこの数的推理と判断推理は各5,6問程出題されます…

時事問題も知っているかどうかなので時事問題に日頃関心のない人は対策しておいたほうが良いでしょう。

教養科目は専門科目がある程度片付き、余裕ができてきたらひとまず問題に触れておくようなイメージで大丈夫です。

各分野の勉強が落ち着いたら過去問を!

ここまでの流れで勉強してきてある程度形になってきたら、国家公務員一般職試験などの過去問を解いてみてください。

今の自分の得点率を把握するとともに、苦手な問題を明確にして対策していきましょう。

まとめ

ここまで地方上級の筆記試験に向けての対策法をお話してきました。

簡単にまとめると

  • 試験勉強は余裕をもって1,2月から、遅くとも3月中には始める
  • 専門試験の勉強からまずは始める
  • 専門試験の科目は三力→数・物→選択科目の順がおすすめ
  • 専門試験の勉強が落ち着いてきたら教養試験の勉強を始める(科目は数的推理・判断推理・時事問題を重点的に!)
  • 最後は国家一般職試験等の過去問を反復練習!

このような感じでしょうか。

この記事が土木公務員を目指す受験生の参考になれば嬉しいです。これからも様々な情報を発信していきたいと思います!

それでは、失礼いたします。

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