いつもお世話になっております、ルル区長です。
公務員試験を受験しようと考えている方で、「志望動機」や「ガクチカ」についてエントリーシート(ES)作成で悩む受験生も多いのではないでしょうか?
僕も筆記試験の勉強ばかりしていて、志望動機など十分に考えてなくて当時慌てて準備した記憶があります笑
今回はそんな悩みに答えるため、政令市公務員の僕が「公務員ES」の準備の仕方についてお教えしします!
「志望動機」の攻略法
まずは一番肝心な「志望動機」から考えていきましょう!
志望動機については必ず面接で深堀りされます。しっかり準備していきましょう!
自分が入庁した後のイメージを明確に持っておくことが重要です!
STEP1:自分の強み・長所を書き出してみる
まず最初にするべきことは自分が自信を持って言える「強み・長所」を決めることです!
ここが面接などにおける自己PRの軸となります!
「リーダーシップ」、「努力家」、「○○力」…といった感じで思い当たるものをまずは書き出してみて下さい。
できれば5つくらい挙げられるとベストです!
下記の記事で公務員試験の面接で使える「○○力」について紹介していますので参考にしてください。
STEP2:受験する省庁・自治体の特徴・キーワードを調べる
自身の強みをある程度把握できたところで次は受験する省庁・自治体の「特徴・キーワード」を調べてみましょう!
ホームページを見てみると大体キャッチフレーズやキーワードが出てくると思います。
こういったものを確認しておくことでその省庁・自治体の「特色・全体図」を把握することができます!
ここでおおよそのイメージを掴んでおくと後の志望動機作成で活きてきます。
STEP3:省庁・自治体が取り組む事業で関心のあるものを見つけておく
次に、志望動機において深堀りされたときの対策として「自身の興味ある分野の事業」を探しておきましょう。
事業をピックアップするポイントとして、最初に書き出した自身の強みを活かせる事業を探すようにしてください。
その事業を進めていくうえで自身がどのように貢献できるかを考えてみると良いです!
僕の場合は土木職を受験して、大学では都市計画系の研究を行っていたので、その分野から自分の能力を最大限活用できそうなものを選びました!
こうした事業について2,3つほど準備していれば、面接対策としてもかなり役立つと思います!
STEP4:実際に文章にしてみる
ここまで準備できたら、実際に志望動機を書いてみましょう!
といっても文章の構成を考えたりするとなかなかペンが進みませんよね笑
そこで、いいものを見つけたので紹介しておきます。
「SmartES」というサイトで無料でAIが志望動機等の文章を作成してくれます!
このサイトについて僕も一度利用してみたのですが、条件設定が明快で非常に便利でした!
志望動機の作成では、条件として「自己PR(自身の強み・長所)」・「受験先のHPのURL」・「文字数」を設定してあげればAIが自動で文章を作成してくれます。
URLはトップページよりも自身の興味ある部署まで潜った方がより有効です!
ESの志望動機を書く際に受験先によって文字数も変わってくるのでそこも指定できるのが非常に便利だと感じました!
さらに添削機能もあり、文章をブラッシュアップすることもできます。
僕が受験時に書いたESを添削してもらうと63点でした、結構辛口…笑
ただ、添削に関するアドバイスが非常に多く、とても参考になりますのでこの機能は活用すべきと感じました!
回数制限はありますが、登録無料で利用できるので、文章の骨組みを作る段階で是非一度利用してみてください!
「ガクチカ」の攻略法
次は学生ならこちらも必ず聞かれる「ガクチカ」について考えていきます!
自分には何もないって思う人が意外と多いんですが全然そんなことありません!
どんなありきたりなことでも学生時代に取り組んだことには変わりありません。
要は「書き様・話し様」なんです笑
STEP1:思い当たる「ガクチカ」を挙げてみる
まずは自身のこれまでの学生生活を振り返り、「ガクチカ」に該当するものを考えてみましょう。
「留学」や「ボランティア」といったインパクトあるものでも皆やっているようなありふれたことでもとりあえず候補に挙げてみてください!
アルバイト・部活動も十分魅力的な「ガクチカ」です!
STEP2:「ガクチカ」についてのエピソードを1つ考える
「ガクチカ」の候補が決まったら、次はそれについてのエピソード1つ考えてみましょう!
エピソード選びのポイントはその中で、「自分がどのようなポジション」で「どのように活躍したか」を重視することです。
もちろんエピソードの結末はプラスの印象になるものにしてくださいね笑
頑張ったけどダメでしたってのは無しです笑
STEP3:結果として得られたもの・成長できたことを考える
最後に「ガクチカ」・「エピソード」を踏まえて得られたものや成長できたことを結論として考えておきましょう!
ここが一番重要です!しっかり固めておきましょう。
例えば、「人をまとめあげるリーダーシップが身についたこと」や「意見のすり合わせをするる調整力が向上したこと」のような入庁してからも活かせる内容であることが望ましいです!
STEP4:実際に文章にしてみる
こちらも「志望動機」と同じくここまでを踏まえて文章を作ってみましょう!
「ガクチカ」も「SmartES」のサイトが活用できます。
「SmartES」でガクチカについての文章作成を行うための条件入力は「文字数」・「活動内容」・「行ったことや施策の内容(エピソード)」・「それによって得た成果」の4つになります。
ここまで考えてきた要素で文章を作成してくれます!
こちらも利用してみましたが、僕ではパッと出てこない言い回しを提案してくれたので文章構成を考える段階では十分すぎる性能だと感じました笑
また、「ガクチカ」についても添削機能があり、僕が受験時に書いたESを添削してもらうと80点いただきました!よかった笑
【参考】ESのその他項目について
受験時期が近づいてくると省庁・自治体のHPにESの様式が掲載されます。
中には、試験時にESを書かせるところもあったりもします笑
「志望動機」や「ガクチカ」はほとんどのESで記入することになると思いますが、その他の項目についてはマチマチです。
この対策としても「SmartES」のES生成機能が活躍しますので紹介しておきます!
「設問内容」と「それに対する回答案(箇条書き)」を入力すると文章を生成してくれます。
官公庁にまで対応しているのはさすがに凄いと言わざるを得ませんね!
これで大まかなES対策は完了といえるでしょう。
ただ、AIに頼りすぎずあくまで参考、最後は自分の力でESを完成させてくださいね!
まとめ
ここまで、公務員試験のES対策についてお話してきました。
まとめると、
- 志望動機:「自身の強み」→「省庁・自治体の特徴」→「関心ある事業」を調べる
- ガクチカ:「候補」→「エピソード」→「そこから得られたもの」を考える
- 文章作成:「SmartES」のサイトが登録無料でかなり便利!
こんなところでしょうか!
この記事が公務員試験合格を目指す方の参考になったら嬉しいです。
これからも公務員試験に関する有益な情報を発信していきます!
それでは、失礼いたします。