【公務員試験・土木】国家総合職に合格できた政令市公務員の学生時代の勉強スケジュール公開します!

公務員試験

いつもお世話になっております、ルル区長です。

土木職で公務員試験の受験を考えている学生の皆さんは年末年始あたりから、「そろそろ勉強を始めなきゃな…」という気持ちになっているのではないでしょうか?

ルル区長
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僕も大学3年生の12月に「よし、勉強を始めるぞ!」と決心したのを覚えています!

でも、これから勉強を始めようという人にとって、試験日に向けて「いつから」・「どのように」・「どれくらい」勉強したらいいかは当然分からないと思います。

今回はそんな受験生の皆さんに向けて、国家公務員総合職試験まで合格できた僕の勉強スケジュールを紹介したいと思います!

ちなみに僕が受験したのは「国家総合職」・「国家一般職」・「【本命】地方上級(政令市)」の3つです。

ルル区長
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地方公務員試験合格を目指す上で国家公務員試験の併願の必要性については以下の記事で解説しておりますので是非ご覧ください♪

今回の記事はこれから勉強を始める人にとって今後のスケジュールを計画するのに役立つと思います!

ただし、注意しておいてほしいのが最近は公務員試験の試験日程が早まっている点です。

ルル区長
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僕が受験した時と2025年度以降の1次試験の日程比較を以下に示しておきます!

試験試験日程(ルル区長)試験日程(2025~)
国家総合職4月第4日曜日3月第3日曜日
国家一般職6月第3日曜日6月第1日曜日
地方上級(政令市・県庁)6月第4日曜日6月第3日曜日

全体的に試験日程が早まっていますが特に国家総合職の試験日程が1ヵ月と大きく早まっています。

国家総合職の合格も視野に入れている方はこれから紹介する僕の勉強スケジュールより前倒しで勉強していく必要があると思いますので注意してください!

それでは早速みていきましょう!

僕が公務員試験の勉強を考え始めたのは大学3年生の12月頃からでした。

ルル区長
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ちなみに僕は最初から政令市が第一志望でした!

大学3年生の12月といってもまだまだこの時期は実際に勉強を始めてはいませんでした。

12月は自分が受験する自治体の試験日程内容、購入する参考書のリサーチをしていました。

ルル区長
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僕が実際に試験勉強で使用した参考書は以下の記事でオススメ勉強法と併せて紹介していますので是非ご覧ください♪

僕は上記の記事で紹介している参考書・問題集を全て活用していましたが、勉強を始めようというこの段階では専門試験の参考書のみの購入で全然OKです!

ルル区長
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まとめて購入してもお金が一気にかかりますし、要領の良い人なら僕が紹介している全ての参考書を全て網羅しなくても十分合格できます!

大学3年生の僕は確実に使用するであろう専門試験(土木科目)の参考書を12月中に購入しました!

【参考】大学3年生の12月に購入した参考書(土木科目)

僕が購入したのは米田昌弘さんの「土木公務員試験専門問題と解答」通称「米田本」です。

ルル区長
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必修科目編は専門試験で最も重要な三力(構造力学水理学土質工学)を網羅してくれます!

ルル区長
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選択科目編はその他土木に関する科目(主に暗記科目)の勉強に最適です!

年が明けると同時に僕は公務員試験の勉強を本格的に開始しました。

ルル区長
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冬休みの間にできるだけ勉強を進めておこうと最初から結構がっつり勉強していたのを覚えています。

1月の一日の平均勉強時間は約10時間です。

冬休み期間中は図書館に籠って一日中勉強していました笑

学校が始まってからも授業後は図書館で勉強、やる気があれば自宅でも勉強です!

1月は必修科目(三力)をひたすら勉強!

1月は先ほど紹介した「米田本」の必修科目編でひたすら勉強していました!

必修科目編は構造力学・水理学・土質工学の三科目(三力)なのですが、試験における最重要科目であり結構時間がかかります。

ルル区長
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米田本で最初は頑張っても1科目1週間はかかりました笑

なので米田本の必修科目編を1周終わらせるのに3週間かかりました。

ちなみに1月の残りの時間は「選択科目編」を軽く勉強していました!

ルル区長
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選択科目編は暗記科目で、終盤にがっつり勉強したほうが成果が出やすいと思ったので1月時点では本を読む程度でしたねおそらく笑

2月の中盤くらいまでは大学の期末試験があると思います。

理系大学生であれば単位を落としたりしていない限り、この時期の試験が大学最後の試験になると思うので本気で取り組みましょう笑

ルル区長
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僕は工学部でしたが、この時期でも単位を落としたら留年の必修科目があったので一旦大学の試験勉強に集中していました笑

大学の期末試験を終わらせ、2月の後半から公務員試験の勉強を再開しました!

1月と同様、がっつり勉強はしますが2月前半は大学の期末試験に時間を取られたため、一日の平均勉強時間は約5時間でした。

2月は三力を復習しながら数学・物理を中心に勉強

2月は1月で一通りやった米田本の必修科目編の2週目(復習)をしながら物理と数学の参考書を購入し勉強していました。

ルル区長
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数学・物理も土木区分の公務員試験では大部分を占める重要科目です!

理系の大学生であれば今までひたすら勉強してきた基礎科目なので得意な方も多いと思いますが、出題傾向を把握する意味でも参考書等で勉強しておいた方が良いです!

参考書を全て網羅する必要はありませんが、苦手な分野はおさらいしておくべきです。

ルル区長
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僕は数学の複素数、物理の電気回路とかが苦手だったのでそういった分野を重点的に勉強していました笑

【参考】物理と数学の勉強に使用した参考書

数学・物理の勉強のために購入したのはこちらも「米田本」の数学編物理編です。

ルル区長
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難易度が少し高めなので国家総合職試験の対策にオススメです。
また、解説が詳しいので苦手科目の克服にも役立ちます!

3月は春休みに入り本格的に公務員試験の勉強時間が取れる最強の時期です。

朝から晩まで一日のほぼ全てを勉強に捧げていた気がします笑

ルル区長
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勉強の進捗としては国家一般職の筆記試験7割程度のレベルでした!

勉強時間も約12時間/日くらいでかなり追い込んでいました!

教養科目の勉強の開始(3月前半)

1月・2月で三力と数学・物理はある程度理解できているレベルになっていたのでここから教養科目の勉強を始めました!

教養科目は試験範囲がかなり広いので僕は「判断推理」・「数的推理」・「時事」に絞って勉強しました。

ルル区長
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教養科目の中では出題数が多く、得点に繋がりやすい分野です!

判断推理」と「数的推理」は解法を頭に入れておくことが重要で割としっかりめに勉強したのを覚えています。

また、時間との勝負な部分もあり時間を図りながら問題を解いたりしていました。

時事」に関しては、近年の経済や政治に関することなのでニュースを見たり、参考書を寝る前に読んだりと生活習慣に組み込んで勉強していました!

【参考】教養科目の勉強に使用した参考書

「判断推理」・「数的推理」の勉強で使用したのは畑中敦子さんの「ザ・ベストプラス」です。

ルル区長
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解説文が詳しく、傾向と対策をつかみやすいので軽く勉強しただけでもかなり知識が身に付きます!

時事」の勉強で使用したのは「速攻の時事」です!

ルル区長
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おそらく最も有名な「時事」の参考書で読むだけで得点に繋がります!

模試の受験で腕試し(3月後半)

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また、3月の後半になってくると実践的な勉強にシフトしていきます。

そこで僕は公務員予備校などが開催してくれる「模試」を利用しました!

ルル区長
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公務員志望の動機から誘われて申し込んだのがきっかけでしたが、受験して正解だったと思います!

公務員試験の模試を受験することで今の自分の実力がどの程度なのか知ることができます。

僕は受験結果をみて、専門試験はかなり上位の順位を取れましたが教養科目は平均くらいだったのでより重点的に教養科目の勉強をする必要があると気づくことができました!

【参考】実力試しに利用した模試

僕が利用したのはLEC東京リーガルマインドの「地方上級<技術系>択一記述公開模試」です!

受験料も4000~5000円程度なので割と気軽に受験することができます!

会場受験と自宅受験が選択できますが、実際の試験の感覚を体験するためにもできるだけ会場受験をオススメします。

ルル区長
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以下にLEC東京リーガルマインドのHPリンクを貼っておきます。

LEC東京リーガルマインド 技術系公務員模試

4月になり大学4年生、研究活動も本格的に始まりますがそれに負けず勉強を続けました。

ルル区長
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政令市が本命でしたが、一応本番の試験なのでそれに向けての調整方法の確認も兼ねてしっかり準備したのを覚えてます。

4月の平均勉強時間は約10時間/日でした!

4月はひたすらに国家総合職の過去問を解きまくる

3月末時点で国家一般職レベルは7割以上得点ができていたので、地方上級試験もボーダーには乗った感じがありました。

なので4月に入ってからは、国家総合職試験の過去問をひたすら解いていました。

ルル区長
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一般職に比べると総合職の問題はかなり難しかったです…
最初は3~4割くらいしか得点できませんでした笑

間違えた問題に関してじっくり時間をかけて復習することが重要です!

できる限りのことをして国家総合職の1次試験に臨みました。

5月の前半に国家総合職の1次試験の合格発表があり、無事合格していたため2次試験(筆記試験)の勉強を引き続きしていました。

ルル区長
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国に就職するつもりはなかったので官庁訪問は未受験でしたがせっかく1次試験に通ったので興味本位で勉強していましたね笑

正直この時点で政令市の筆記試験で落ちることはまずないだろうという気持ちもありました笑

国家総合職に最終合格していれば政令市の面接でネタになるかなとか打算的な気持ちで勉強していたのを覚えています。

なのでこの辺りから筆記試験の勉強もほどほどに面接対策に力を入れるようになっていきました

6月に入ると国家総合職の試験も終わり、本命の政令市の試験に向けて最終調整をしていきます。

ルル区長
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政令市の試験の一週間前に国家一般職の試験があるので良い練習になりました。

6月時点で僕は勉強することが無くなってきたので別の参考書に手を出しました。

正直そこまでする必要は無かったのですが、何週も同じ参考書を解いてくると飽きるので書店に行って別の参考書を購入し解いていました笑

難易度は同程度なのですぐに解き終わってしまいましたが、同じ問題でも解法が別の視点からされていたりしたので今まで分かりづらかった問題がすらっと解けるようになったりしたので意外と良かったです!

ルル区長
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6月は筆記試験の勉強よりも受験する自治体のHPを見たりすることが多かったです。

試験直前に国家総合職の最終合格発表もあり、余裕をもって政令市の試験に向かいました。

政令市の試験を受けた直後の感想は「こんなに勉強しなくて良かった…」です笑

ここまで、国家総合職と政令市にW合格できた僕の勉強スケジュールを紹介してきました!

まとめると、

  • 勉強の開始は年明けから
  • 平均勉強時間は1日10時間くらい
  • 春休みで怒涛の追い込み
  • 中盤は国家総合職に向けて勉強
  • 最後は余裕をもって政令市の試験に挑む

こんな感じでしょうか!

この記事が土木職の公務員試験を受験する大学生の参考になったら嬉しいです。

これからも公務員試験に関する有益な情報を発信していきます!

それでは、失礼いたします。

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